CATEGORY : イベントモノコトプロジェクト DATE : 2013年2月5日
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ヨーロッパ研修パリ編に引き続き
キャディスの番にて、ドイツ研修報告会をおこないました。
2/4(月)18:00~大会議室にて
田中、倉掛、室の3人の勇敢な戦士たちが、12月頭の過酷な雪の中、無事生還し
現地ドイツの寒さをお伝え致しました。
ドイツビール(大取酒店/春吉)片手に、ウインナー(ダイキョーバリュー大橋店)、魚とお肉の缶詰(ベルリンのお土産)を食べながらおこないました。
ドイツにしばらくいらした太記教授(福岡大学 歴史意匠研究)にもお越しいただき、ドイツの文化を共有しました。
研修の工程は以下の通りで、移動のため実質4日間のベルリン研修となりました。
1日ごとに、ベルリン市内、郊外集合住宅、バウハウス、ベルリンの壁周辺というテーマで3人で巡りました。
また、建物が歴史上どの位置で建設されたのか時代背景とともにまとめました。
シャロウンやコルビジュエが重なっていたり、グロビウスやミースのデザインイメージとの違いなど、さまざまなことが見えてきました。
日本とは全然違う建築、都市、文化を実際に体感できたことは、とても有意義でした。 (倉掛 健寛)
CATEGORY : イベントモノコトプロジェクト DATE : 2013年1月30日
CATEGORY : イベント DATE : 2013年1月29日
CATEGORY : 受賞 DATE : 2013年1月28日
CATEGORY : 受賞 DATE : 2013年1月25日
昨年竣工した和白青松園が「第25回福岡県美しいまちづくり建築賞」の奨励賞に選ばれました。
なお、以下の講評をいただきました。
築45 年の児童養護施設を建て替える福祉環境のプランニングが大きなテーマとなっていて、畳敷き大部屋の大舎制からグループ単位の小舎制への切り替えが実現している。この計画に伴うユニットの人数組み合わせに1年かけて検討した園と設計者の姿勢が、まず評価されなければならない。
建て替え工事にあたっては、敷地を取り巻く松林を保全して園内の桜並木を残したこと、園児の日常の生活を守りながら段階的に建設を進めたことが適切であった。そこには、福祉の建築計画にとって大切な園児たちを育む暖かなまなざしを感じる。
建築的には、広い園内に散在させた平屋コンクリート造の居住空間を木造の渡り廊下で繋ぐ設定が、園児たちの共同生活意識を育てる有効な装置になっていることを評価したい。豊かな自然環境の中で、現代の福祉施設のあり方を根本的に問うた得難い作品である。
(寺川 智也)