CATEGORY : 現場レポート DATE : 2017年6月30日
福岡市の東隣、久山町の町立幼稚園の現場です。今年の9月末に竣工予定、現在は建物の内部仕上げ、外構工事を始めたところです。
木造平屋建ての幼稚園ですが、特徴的なのは町産材のヒノキ・スギを多用しているところ。
いわゆる市場流通材ではない地場産材で建物をつくることは、地産地消につながることですが、現在事例は少なく、まだその方法が確立されていません。
町も、森林組合も、我々設計も、工事の現場も初めての問題にいろいろ直面しながら日々進めていっています。
(杉本泰志)
CATEGORY : 現場レポート DATE : 2017年5月20日
建設中の由布院玉の湯「サロン」上棟の神事が行われました。
ほんと森の中のサロンです。
会食や朝食、お茶会、会議などに使う多目的な空間。
7月初旬のオープンが決まっていて、これから雨の時期。しかも営業しながらの工事で制約が・・・!
佐伯建設さんプレッシャーです。監督さんがんばってください!
神主さんは宇奈岐日女神社(うなぐひめじんじゃ)、湯布院町内にある神社から。
うなぎかなと思い珍しい名前なので「ウナグヒメ」についてお訪ねしたところ、
「うなぐ」とは勾玉などの首飾りを意味し、これを身につけた女首長の巫女が神に転じたと推測されている一方、
「ウナギ(鰻)」に由来するとする説もあるそうで、古くは由布院盆地が湖であったという伝説(蹴裂伝説)からだそうです。
写真:「サロン」からみた玉の湯の森
(石橋光男)
CATEGORY : 現場レポート DATE : 2017年1月29日
木組が組み上がり、1月28日に上棟式が行われました。
当日は、天気にも恵まれ、幼稚園児を中心に保護者・地域の方々約300人も集まりました。
ます、棟木納めを行いました。
子どもたちは、クレーンで持ち上げた棟木の行方に興味津々です。
最後の棟木は、町長により納めて頂きました。
その後、3部に分けて餅まきを行いました。
年少の園児さん、年中・年長の園児さん
最後に小学生から保護者・地域の方々へ振る舞われました。
園の先生たちからは、お菓子や飴もまかれ、子どもたちは一生懸命に拾っていました。
最近は行われることが少なくなった餅まきですが、木造園舎だからできる貴重な体験でした。
[廊下]
[遊戯室]
(室 伸之介)
CATEGORY : 現場レポート DATE : 2017年1月21日
福岡県農林事務所主催のもと、1月20日構造見学会が行われました。
久山幼稚園は、町産材の木材を使った園舎ですが、県内でも地場産材を本件のように多く使った事例は初ということもあり、事業の報告も行われました。
今回の一連の関係者より、これまでの経緯を説明して頂きました。
その後、現場にて、工事での苦労話などを交えながら、案内しました
。
(室 伸之介)