CATEGORY : 受賞 DATE : 2013年1月12日
CATEGORY : 受賞 DATE : 2012年11月20日
本日、天神の西鉄ホールで福岡市都市景観賞の表彰式が行われました。私も同席させてもらいました。
表彰されたのは、建築物の所有者、管理者、設計者、施工者の4者。
都市景観賞の審査委員長の坂井猛氏(九州大学教授)から次のような評価を頂きました。
「120人を越える子ども達が生活する施設として、既存の樹木を避けて慎重に建て替えた建築。それと周辺に残された緑(自然環境)に抱かれ生活を楽しみ、育っていく環境を創り出す。ランドスケープと建築が一体となった巧みな構成。これが委員全員の一致した支持を得ました。」
表彰者それぞれに表彰状、建物の所有者に記念品をいただきました。
福岡県社会事業団渡邊理事から受賞のあいさつがあり、14年間青松園で過ごしている少年からの手紙が読まれました。大舎制から小舎制に変わり、子ども達の生活スタイルが変わり、子ども達に良い影響があったようです。
設計期間を含め約3年。
人が使う(住まう)場所を創ることへの責任を感じると同時に、
使い手の生活がプラスに変化したことへのうれしさを感じています。
(寺川 智也)
CATEGORY : 受賞 DATE : 2012年11月16日
西日本新聞に和白青松園の記事が掲載されました。
福岡市都市景観賞の記事です。
第25回から表彰形式が変わり、2年に一度の表彰となり、作品も4部門に分けて選考させるようになります。
大賞の他に建築部門、ランドスケープ部門、広告部門、活動部門に分けられます。
都市景観賞ができた当初は、建築物が主となり表彰されていましたが、
都市景観を形成する要素は、建築だけにとどまらず、サインや住宅地計画、活動など
様々なスケールをもつものであるということから、近年では、建築物の他に緑化協定などの活動にまで表彰対象となってきました。
「福岡市」を表徴する景観を評価する視点が多様になり、豊かになっているのかと感じます。
(寺川智也)