CATEGORY : 現場レポート DATE : 2012年11月13日
本日、東区市民センターにて、県の出前講座を利用した「川の勉強会」が行われました。
これは、多々良川ゆめプラン事業の一環です。
福岡市東区にある多々良川という二級河川の流域で活動する団体で構成された委員会で、東区(企画振興課)が活動を支援するという事業で、環・設計工房は、ワークショップの運営や事務局の補助等を行っています。
今回は、多々良川に関する河川整備の考え方や整備状況を県土整備事務所の河川砂防課と福岡県の河川課の方が来られました。
また、委員の木下さん(ふくおか湿地保全研究会)がクロツラヘラサギの剥製を持参され(借り物でたまたま持って来られました)、委員の皆さんも興味深く拝見していました。
このクロツラヘラサギですが、絶滅危惧種で地球上に1500羽程度しか生息しておらず、冬になるたびに多々良川に訪れます。
剥製は、多々良川に放置されていた魚釣り用の網に足が巻き付き、動けなくなりエサも食べれず衰弱していたところをふくおか湿地保全研究会が保護、福岡市動物園にいたのですが、残念ながら亡くなってしまいました。
東区役所1階と福岡市役所観光局にそれぞれ展示されています。どちらも釣り糸などによる衰弱で亡くなったクロツラヘラサギです。
また、来年2月16日に行われるミニ文化祭の打合せもあわせておこないました。
今年のミニ文化祭は、いつもとは少し違う内容になりそうです。
今後、企画委員で打合せを行い、内容を決めていきます。
(寺川智也)