CATEGORY : イベント現場レポート DATE : 2012年4月23日
先日から告知しておりましたさくら湯土壁塗り体験が4月8日に行われました。
たくさんの子供達が体験に来ており延べ100人を超えていました。
間渡し竹はシノタケの丸竹を使い、柱や桁に穴を掘ってしっかりと固定されています。貫材は引き立てのまま使用し、くさび材には桧を使用しています。
大工さんの丁寧な編みこみの上に左官さんが時間をかけ作った土を塗っていきます。固く固まる粘土質の多い土を使い、時間をかけて寝かせることで良い土になります。
壁が割れずしっかりつないでおくために藁を切った「切りスサ」を土に練り込んでいるので土の中に藁が見えています。
泥だらけになって土壁を塗ったため途中の写真がありませんが、今後もさくら湯の現場見学会の様子をお伝えしていきたいと思います。
(前田 淳)