北九州市折尾駅から南へ徒歩3分の内視鏡を得意とするクリニック。駅のホームからも見える。
はじまりは区画整理事業によって建替えを余儀なくされた。既存医院を解体し仮設建物を経て本建物へ2度の引越しを行なっている。
高低差のある敷地の分割方法や前面道路、周辺道路の完成時期、上下水、電気の供給時期に加えて、既存医院の解体時期、仮設医院からの引越し時期を市や施工管理者と調整を行なった。
当医院は竣工したが、周辺道路や周辺区画の工事は続き、周辺環境は毎月のように変化していく。
将来完成予定の前面道路から車動線を取り、施設サインを配置した壁一面はを「顔」として駅広に向け、西陽のカットにもなっている。外装材は全てグレーで統一している。
内視鏡検査の待機室・個室待機室や検査後のリカバリー室があることが特徴である。
待合室には同じく解体になった住宅の欄間を再利用し目隠しスクリーンを作成した。
内装は既存欄間に合うようグレーベージュで色を統一している。
所在地:北九州市八幡西区
発注者:
主要用途:診療所
構造・規模:鉄骨造 平屋建
延床面積:251.91m²
施工:株式会社 旭工務店
竣工:2024年8月
業務: |
基本設計,実施設計,監理 |
担当者: |
鮎川 透, 杉本 泰志, 壬生 恭仁 |
備考: |
構造設計:草場建築構造計画
設備設計:RISE設計室
サイン :森山デザイン事務所
写真 :イクマサトシ(Techni Staff) |