CATEGORY : 現場レポート DATE : 2012年4月23日
去る4月17日に昨年竣工したM邸の1年検査に行ってきました。
漆喰壁も竣工時のきれいな状態のまま使われていました。
通常、漆喰壁には乾燥したときに出てくる細かいがひび等が出てくる場合が多いのですが、
左官の職人さんの丁寧な作業のおかげで目立ったひびもありませんでした。
外周りは徐々に手入れされており、竣工時に比べると、緑が増えていました。
また、門扉の表札など、竣工後に手を加えた部分もあり、
実際に生活をする上で使い勝手が明確になって改良するなど、
やはり使われてこそ、「建築」というものが成り立つのだなと再確認しました。
また、夏の涼しさや陽がさしたときの床の暖かさなど、
1年を通して過ごされた話を聞くと、
設計当初「一緒に歳を重ねていける家に住みたい」と要望されていたことが